四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(9月6日発表)

三菱重工業(7011)

三菱重工業(7011)が上昇率1位だった。8月4日に発表した最新第1四半期決算が好調で買いが進んだ。2024年3月期第1四半期(2023年4~6月)は、売上高が9839億円(前年同期比12.9%増)、当期純利益は531億(同177.1%増)だった。

ヤマハ(7951)

総合楽器メーカーで世界首位のヤマハ(7951)だった。8月2日、2024年3月期第1四半期決算(2023年4~6月)と同時に今通期の下方修正を発表し嫌気された。翌8月3日の株価は1営業日で795円(14.5%)下げた。同日の出来高は310万株超。1営業日の出来高が300万株を超えるのは、2017年11月以来、約6年ぶりだった。

ワイエイシイホールディングス(6298)

各種自動化機器の中堅メーカー、ワイエイシイホールディングス(6298)の事業構造が変わろうとしている。同社の主力製品は半導体製造装置、ディスプレー製造装置、人工透析機など。今2024年3月期は、部品供給の遅れから前期に未消化となった受注残をこなし、売上高370億円(前期比53.4%増)、営業利益37億円(同147.3%増)と大幅増益を予想している。